5月/11/2013

奄美に梅雨を告げる花が咲きました。

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この花は「イジュ」という奄美大島〜与那国島の固有のツバキ科の花です。

奄美の梅雨時期を代表する花の一つで山間部によく見られ、写真の様な可愛い白い花を咲かせます。

写真はうちの庭にあるイジュで、昨日まで蕾だったのですが、今日の雨で一部ですが咲いてくれました。

もうすぐ梅雨なんだなぁと思うとちょっと憂鬱ですが、この花を見て元気を出して頑張って行きたいと思います。

 

ブログの更新が少ないですが実は最近ひたすら機織りをやっておりまして、今日やっと一段落しました。

一段落なのでまだまだ作業はたんまり残っていますが…。

 

織りが終わって今はフサ作りをしています。

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両端のフサを作るのに約2時間。

集中しているとあっという間に時間が過ぎていきます。

音の出ない作業なので、主に早朝や深夜に作業しています。

今日の夜も頑張ってフサを作ります。

そして明日は久しぶりの泥染めです。

5月も忙しく楽しんで頑張ります!

5月/02/2013

いつの間にか5月になってました。

気付けばもう5月。

連休中の方もいるでしょうし明日からどこかへお出かけになる人も多い事でしょう。

奄美もリゾート地ですからGW中は観光客も増えにわかに賑わう時期です。

私は中々暦通りには休めないので毎年ちょっと切なくなりますが。

 

今日はこれを買いました。

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これは筬歯です。

15.5算(ヨミ)という密度の物です。

1cm間に31本の糸を入れて反物を織ります。

7マルキ、9マルキの大島紬を織る時に使います。

この筬は竹で出来ていて、今は新品を手に入れる事は奄美ではまず出来ません。

 

新しい物は金筬という金属の筬歯だけです。

金属の筬は、仕上がりが固くなる、ギラギラ光る、重たい、等あまり人気がありません。

竹筬を使いたいとこなのですが新しい物は手に入らないので、古い物を直しながら使う事になります。

今日買った筬歯も新品ではなく古い物を修理した物です。

伝統のある品物には古くから伝わる技術と、そして道具があります。

技術だけ残っても伝統を残す事は出来ません。

私達大島紬を作る職人もどんどん減っていますが、私達が使う道具を作っている職人はもっともっと少ないのです。

 

そこで私達が考えたのが「奄美の伝統と技術で新しい物創り」です。

伝統の技術、道具はそのままに今の時代にあった新しい物を創り出そうという事です。

これは私達の物作りのコンセプトです。

これからも大島紬という素晴らしい伝統を後世に伝え残して行く為に様々な製品を創り出していきます!

乞うご期待!

4月/06/2013

今日も色々やってました!

連日のブログ更新です。
書ける時は頑張ります!

今日も朝の日課である早朝機織りから一日が始まりました。
今日は午前中、本土からの来客があり商談をしておりました。
弊社の新商品や、新素材等を見て頂き、色んなアイディアを出して頂きサンプルを作る事になりました。
詳細はまだお伝えする段階ではないのですが、きちんと形になりましたら、また発表させて頂きますね。

午後からは絣糸の上げ枠、糸洗い、製品の仕上げ等に時間を取られてしまい本日する予定だった機織りが出来ずちょっと焦っております。

また先程まで超急ぎの納期の製品を製作するためタテ糸の載せ変え作業をしておりました。

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この写真では白いタテ糸が機にかかっています。
これを各パーツを外しながら別の糸に変えていきます。

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これはタテ糸を巻き取っている所です。サランラップの様な感じでしょうか。
全然違う気もしますがそんな感じで本体の方に巻き付けていき機から外します。

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そしてあっという間に黒いタテ糸に載せ変え完了!
明日すぐに織り出せる様に織り調整まで行って本日の作業は終了です。

写真の白い糸は「白大島の地タテ糸(絹)」、黒い糸は「泥大島の地タテ糸(もちろん絹)」です。
普通タテ糸は、織りきってから載せ変えるのですが、私は色んな生地を同時に何種類も手がけているので頻繁に載せ変えなくてはなりません。
後2、3台「織り機」があると載せ変えなくても済むのですが、そんな広い作業場がないので仕方ありません。
まぁ20分くらいの作業なので、いい気分転換になってますしいいんですけどね。

「徹夜はいい仕事の敵だ」とポルコが言っていましたので(分かる人いるかな?)

今日も明日になる前には寝て、早朝機織りに備えたいと思います。

 

4月/05/2013

朝飯前の機織り(日課)です。

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奄美にいる時の日課は5時50分に起きて、6時からの機織りです。

今日はアラームが前日のままになっており5時に鳴りましたが、止めてしっかり50分まで寝ました。
朝は夜と同じ様に静かで空気が良く作業がはかどる時間帯です。
夜と違うのは「長い時間は織れない」という所です。
というのも7時半〜8時までの間でキリのいい所まで織って朝ご飯を食べるようにしているので。

正味1時間半〜2時間の作業なのでかなり集中して出来ますし、目もしっかり覚ます事が出来るので、その後の作業にもスムーズに入れます。
まさに、「早起きは三文の得」ですね。

今日は昨日のブログにも書いていた通り、午前中は泥染めをしていました。
ショールにTシャツ、ポロシャツ、絣筵(かすりむしろ)など色々染めました。

写真は絣筵を染めている所です。

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似た様な写真がこれまでのブログにも何回か登場していますが、一年を通して大体同じ作業の繰り返しですので申し訳ございません。
これからもちょくちょく登場すると思います。

そしてこちらが泥染めをしている所です。

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泥に浸け、揉み込んでいくと鮮やかな赤褐色が灰色に変化していきます。
ムラにならないようゆっくりと大きく染めていきます。
こちらも代わり映えの無い写真ですが、写真に写っていない所ではちゃんと季節が変わっているのを感じる事が出来ます。

染めている場所は、作業しやすい様に木の板で囲まれていますがその周りは自然の泥田です。
ですので生き物がいっぱいいます。
この時期だと小さいオタマジャクシがうじゃうじゃいます。
これがしばらくするとカエルになって私が染めてる所にも飛んできます。
まぁ慣れっこなんでビックリもしませんが。

こんな自然の中で奄美の泥染めは行われているのです。

今日は泥染めは午前中だけの予定でしたが終わったのが14時半…。
9時半前から始めましたので、飲まず食わず、中腰で立ちっぱなし、ひたすら揉み込む事約5時間…流石に疲れました。
かなり集中していたのでトイレにも行かずちょっと体を酷使してしまいました。

泥染めは生地を揉み込みながら染色するので握力をもの凄い使います。
明日は腕がパンパンになっていると思います。

泥染めの後は染色した物の後処理と仕上げの準備を行い(明日以降の作業となります)出荷やらパソコン作業をしておりました。
納期の迫っている物があり予定より作業がちょっぴり遅れていますので、徹夜作業にならない様に、明日は「丁寧に早く」頑張りたいと思います!