今日は仕事とは関係ない話しをします。
2010年の10月20日に100年に1度と言われる集中豪雨が奄美を襲いました。
今でも爪痕は生々しく残っています。
当時たくさん報道されたので皆さんの記憶にもまだ残っている事と思います。
2年前の今日、私は締め機で絣筵(かすりむしろ)を作る作業をしておりました。
ちょうどこんな感じです。
昼ご飯を食べに出た時に昨日からの雨で川の水がかなり増えている事が気になったのを覚えています。その時はまだ雨はそんなに強くありませんでした。
昼食後また作業に戻り一人黙々と締め機で筵作りをしていました。
雨はずっと降っていたのですがそんな大雨とは思ってなかったです。
突然電話が鳴って会社が大変な事になっていると言われました。
山から水や土砂が溢れて会社の前の道路は川になっており、私は会社へ戻る事は出来ず家で待機をしていました。
これは夜少し水が引いてから歩いて会社まで行って撮影した写真です。
会社の前の道路は山からの土砂で埋まり、水深は30cmくらいありました。
最大50〜60cmほど水が来たとの事でしたが、幸いな事にギリギリで床上にまで水が来る事はありませんでした。玄関が少し高くしてあった事で難を逃れました。
会社の方は島全体から見れば大した被害ではなく、翌日の報道を見てとんでもない事が起きたのだと分かり、信じられない光景が島の至る所で見られました。
また何時起こるか分かりません。実際この後も何度も大雨の被害は出ております。
奄美だけでなく、日本全体で天災は多くなっている様に感じます。
これからも防災の気持ちを強く持って、日々備えていきましょう。