作業にも色々ありまして、昼にした方がいいものと、夜にした方がいいものとあります。
前者は、音がしたり作業場でしか出来ないものがそれにあたり、後者は音がせず家で出来る作業を指します。
この「上げ枠」という作業はまさに夜向きの作業で、よく深夜にテレビを見ながら（聞きながら）行います。
これはどういう作業かと言うと、束ねて泥染めした後の糸を1本ずつに分けていく作業です。
大島紬は同じ絣を何十本も使うので、糸を1本ずつ染めるよりまとめて染める方が効率がよいのです。
写真では分かりにくいですが糸に絣点が入っています。
これが大島紬の緻密な柄になるのです。
説明が分かりにくいと思います。すいません。
写真の糸は大島紬用ではないですが、大島紬を作る工程は本当に多くて気の遠くなるような時間がかかります。なので少々高いのには目をつぶって下さい。
さ、もうちょっと作業して今日は休みますか。
明日は金曜日。
良い週末に向けて明日も頑張りましょう！
昨日島に帰って来ました。
朝から色々回ってますと、皆さんにおめでとうって言って頂き、受賞の喜びを実感してます。
先程、お客様から里帰りして頂いて裂き織りした生地を色止めの前処理をしてきました。
写真はその時の様子です。
分かりにくいと思いますが、裂き織りの生地を浸けてるとこです。
一晩浸けておいて、明日午前中に色止め加工します。
来週にはお客様のもとへ送り届けられると思います♪
本日「2012かごしまの新特産品コンクール」が開催されました。
はじめ商事は「奄美裂き織り」の生地でベストを作成して出品。県内からの多数の出品の中、最高賞の鹿児島県知事賞を受賞しました！
「奄美里帰りプロジェクト」の主旨を評価して頂けた結果だと思います！この結果に満足せず、これからも奄美の為に精進して参ります。
はじめ商事のウェブサイトを公開しました。奄美の、そして日本の宝である大島紬を未来へとつないでいくための試み「大島紬里帰りプロジェクト」など、はじめ商事の取組みを美しい写真とともに紹介しています。
はじめ商事ウェブサイト http://hajimeshoji.com
これからもコンテンツをどんどん充実させて、皆さんに楽しんでいただけるウェブサイトに育てていく決意です。どうぞご期待ください！
今日はこれから、10月12日(金)に鹿児島で開催される「2012かごしまの新特産品コンクール」出品のため、奄美を出発します。私たちの新しい「奄美裂き織り」製品がどのように評価していただけるか、とても楽しみです。コンクールの様子はこのブログでもご報告したいと思っています。
