5月/28/2015

上棟式を行いました!

突然ですが、昨日はじめ商事の新工房の上棟式を行いました!

 

初耳の方が殆どだと思いますので、ここまでの流れを簡単に説明すると以下のようになります。

 

新商品開発のためちょっと大きめの機械を導入 → その機械を置く場所が必要となり工房を新築 → そして昨日上棟式。

 

簡単過ぎますね。

詳細は省きますが、大島紬というのは分業で製造されており、自社だけで製造する事はあまり無いのですが、当社が最近力を入れている「奄美裂き織り」の製作は大島紬と殆ど同じ道具を使用しますが工程が少し変わるため専属でやって頂いている方にしか仕事が頼めません。

また特殊な工程もあり自社でやる割合が多いので出来れば近くで全てが出来れば、という思いと、機械導入の件が重なり工房の新築に至った訳です!

ここに至るまで紆余曲折がございましたがそれはまたの機会に。

という訳で人生初の上棟式の様子をレポートしていきたいと思います。

 

まずは神聖な儀式から

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本来は屋根の上で執り行われる儀式ですが、屋根の勾配がかなりきつく危険なので建物内で行いました。

上棟式は大工の棟梁が行うのですね!初耳でした。

棟梁にお酒や昆布等を頂き無事終了。

社長もいい顔しております。

社長の横にある板に書いてある文字、読めますか?

私は全く読めませんでした。

これは「てんちゅうしゃちほこしびらんが」と読むそうです。

中国から伝わり、沖縄、奄美まで残っている昔からの風習で、簡単に説明しますと、この家に幸運が訪れますように、という願いが込められているとの事です。

申し訳ございません、詳しく聞きましたがうろ覚えになっているので詳細は割愛させて頂きます。

 

続いて建物の前で記念撮影☆

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これから餅投げの為に足場を上がるため、皆ヘルメットをかぶっております!

平屋の建物ですが天井を高く、また屋根の傾斜を上げているのでかなり背が高く感じます。

 

そしていよいよ待ちに待った餅投げです!

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建物を建てると厄を沢山貰うということで、餅巻きをして皆さんに餅と共に厄を少しずつ持っていって頂く、そんな意味があるそうです。

こちらも本来屋根の上から行うのですが、危険、という事で女性陣と子供は低い足場から、社長と私は高い足場の上から餅投げを行いました。

親戚や友人、近所の方等多くの方に集まって頂きました。

 

社長からの挨拶の後、餅投げが始まりました!豪快に撒いております。

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厄払いを兼ねているとあって、私も一生懸命撒かせて頂きました。

 

餅投げの後は皆で万歳三唱を行いまして、大工さん等の施工業者さんと共に楽しい祝宴を行いました。

予定では来月には完成です。

あっという間ですね☆

まだまだ決めなければいけない事も多くて大変そうですが、素敵な工房になるように頑張っていきたいと思います。

完成しましたら工房の詳細な情報をご報告させて頂きますのでどうぞお楽しみに!


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